Conoha VPSでAlpine Linuxのテンプレートイメージを作成して運用してみました。 その中の、自作テンプレートイメージ作成の方法を手順形式で紹介します。
Conoha VPSでAlpine Linuxのテンプレートイメージを作成して運用してみました。 その中の、自作テンプレートイメージ作成の方法を手順形式で紹介します。
ここで紹介する自作テンプレートイメージは全て自己責任で利用してください。
cloud-initをイントールして、スタートアップスクリプト(user_data.txt)の実行と、SSH公開鍵のインポートが可能なイメージにします。
下記のリンクを参考にして、VPSにISOイメージをマウントします。
今回利用するOSのバージョンは、"Alpine Linux version 3.18.4 (VIRTUAL)"です。
ISOイメージがマウントできたら、VPSを起動し、以下の手順でシステムをセットアップしていきます。
root
ユーザーに、パスワード入力無しでログインします。setup-alpine
Which disks(s) would you like to use? (or '?' for help or 'none') [none]: vda
How would you like to use it?('sys', 'data', 'crypt', 'lvm' or '?' for help)[?]: sys # As you need
Erase the above disk(s) and continue? (y/n) [n] y
セットアップが完了したら、VPSをシャットダウンします。 そして、下記の記事の内容に従って、ISOイメージをエジェクトします。 CLIツールで簡単にISOイメージをマウントする
vi /etc/apk/repositories http://dl-cdn.alpinelinux.org/alpine/v3.18/community # <- Remove comment
apk update
apk add cloud-init
apk add py3-netifaces
apk add mount
/etc/cloud/cloud.cfg
に追加します。vi /etc/cloud/cloud.cfg datasource_list: [ConfigDrive]
root
ユーザーを有効にします。disable_root: false
setup-cloud-init
を実行します。setup-cloud-init
VPSをシャットダウンして、イメージを保存します。OS名とバージョンはしっかり明記しておきましょう。これでいつでもAlpine Linuxを起動できるようになりました。
Alipine Linuxには、他にもファイアーウォールを設定する
awall
(iptablesの設定ツール)コマンドなど、独自ツールもあるため、そちらも別の記事で紹介しようと思います。